@article{oai:repo.lib.tut.ac.jp:00000234, author = {イトウ, ミツヒコ and 伊藤, 光彦 and Ito, Mitsuhiko}, journal = {雲雀野, The Lark Hill}, month = {Mar}, note = {P(論文), 有標・無標(markeness/unmarkedness)の概念はプラーグ学派のJakobsonとTrubetskoyに始まる。有標・無標の概念は音韻論に始まったが,今日では音韻論ばかりでなく語彙論,統語論,意味論に使用されている。小論では,有標・無標の概念が提起されて以来,語彙意味論の研究上この概念がどのように変遷したかを論じる。このため,有標・無標の概念が提起された状況およびこの概念の非明確性から論を説き起こす。有標・無標の概念と関連して語の関連を表すため各種の概念が提案されたが,これら関連した各種の概念を検討する。さらに,語彙意味論の研究上有標・無標の概念が研究者によってどのように解釈されたかを検討する。検討の対象はJakobson,Greenberg,Chomsky,およびLyonsである。各語彙の意味論分析を行う上で,特に反対語(antonym)の検討において有標・無標の概念の利用価値が高いことはその概念の本質上明らかである。また,特徴(feature)の概念が有標・無標の概念と関連していることは明らかである。有標・無標の概念を利用し反対語(antonym)の検討をしている主な研究者はLyons,Cruse,およびLehrerである。この3人の研究者がどのように有標・無標の概念を利用しているか検討する。}, pages = {27--54}, title = {語彙意味論と有標・無標概念 : JakobsonからLehrerまで}, volume = {26}, year = {2004} }